駄文ですがよろしくお願いします！
私、飯田圭織は、やっと保母さんになれるのです。
北海道から上京し、東京の短大を無事卒業して、念願の保母の資格を
取得することが出来ました！
そして、今日、就職先であるこの「私立ハローにこにこ園」に初出勤です。
すごい緊張してるけど、ポジテブに頑張るゾ〜！！
でも、教会風に建てられてて、なんか可愛い！
庭には、アンパンマンのすべり台やお菓子の家風にできたウサギ小屋がある。
なにもかも可愛い〜
圭織感動〜！きっと、子供たちも可愛いはず！！
おっと！こんな場合じゃなかった。
園長先生の所に挨拶に行かないといけないのだった。
園長先生は、つんくさんといってすごく忙しい方みたい。
だから、園長代理として中澤裕子先生が、今の「ハロにこ園」の
責任者となっているらしい。
どんな人だろう？
ドキドキしながら園長室のドアをノックした。
「どうぞ〜 飯田先生」
えっ？ドアを開けてもいないのにどうして自分って分かったんだろう？
っと思いながら園長室のドアを開ける。
部屋の中央にある大きなソファーに、少し小柄な女性が座っていた。
「初めまして！今日からこちらで働かせていただきます飯田圭織です！
よろしくお願いします！」
カチンコチンになりながらの挨拶。やっぱ緊張する〜！
「そんな堅苦しい挨拶はナシナシ！あんたロボットみたいやな、
さっきも庭で動かんとボォーっとしてたやろ、ここから見てたで」
だからノックの音、私って分かったのか。
それにしても中澤先生は、とっても気さくな人で園長代理だからといって
威張っていない。
なんとかうまくやっていけそう！！
２クラスしかないの。飯田先生にはメロン組を担当してもらうから」
メロン組かぁ〜 それにしても、マロンメロンって・・・。
トントン
「どうぞ〜」
「失礼しまッシュ！！」
変わった挨拶で入ってきたのは中澤先生よりもっと小柄なカワイイ感じ
の女性だった。
それにしても、ここの保育所の先生ってみんな可愛い！
もしかして、顔で選んでる？？
っていうことは〜私も・・・割といい線いってるのかナ♪ エヘヘ
「交信ストップやで！飯田先生！」
突然の中澤先生の大声にびっくりし、交信終了！
いけない！いつもの癖が初日に出てしまうなんて・・・。
さっき入ってきた女性も、口に手を当てて笑ってる。
今日からメロン組の担当をしてもらう飯田圭織先生。
そして飯田先生、こちらがメロン組のもう一人の担当の
安倍なつみ先生。メロン組は、あなた達二人が交代で
めんどうみる事にしてあるから、分からない事があったら
安倍先生に聞くといいワ」
「シクヨロ！カオリ先生！」
「こ・こちらこそよろしくお願いします」
安倍先生は、まるでアイドルみたいに、ニコッと微笑みながら握手してきた。
さすが！！「ハローにこにこ園」！
カオリもいつもニコニコ頑張るぞ〜〜！！
感想お待ちしています。
書店日記
あいかわらず石川さんの写真集売れてます。
そして・・・頑張れ！中澤さん！！
中澤先生は、紫のスーツのポケットから煙草を一本取り出し、
かっこよく、吸いながら安倍先生に話し掛けた。
お〜っ！大人の女ってこんな感じだ。カオリ感動だべ〜！
ついでに言うと、アミタイツが似合ったり、あと、お酒をなんでも
かっこよく飲めるっていうのも大人に女の条件って感じ？
まさに、中澤先生にピタリじゃん！
今日からカオリの理想の女性は、中澤先生に決定！！
朝の体操した後、またいなくなっちゃったんですよ〜。もしかしたら
ここかなぁっと思って・・・・っていないですね」
園児が一人行方不明なのに、やけに落ち着いて話す安倍先生。
マイペースというか、危機感がないというか・・・。
ガタン！！
中澤先生が煙草を素早くもみ消し、いきなり立ち上がった。
「矢口が？うちの大事な大事な矢口が・・・・どこ行ったんやろ〜、
この前は、ウサギ小屋やったなぁ、今度はどこやろ〜なぁ〜ナッチ〜！」
大人の女「中澤裕子」 撤回！
めちゃくちゃ動揺してるよ！中澤先生・・・。
もしかして自分の娘？って違うか、独身って聞いてるし。
それにしても、中澤先生の慌て様、かなりコワイ！
だって、安倍先生のことナッチって言ってるし・・・。
今も部屋を行ったり来たり落ち着かない。
「先週は、おもちゃ箱の中やったし〜早く見つけんと〜ほな探してくるわ！」
「中澤先生、私も一緒に探すの手伝います」
一人で探すより、みんなで探した方が早く見つかると思ったから提案したみた。
「ダメ！！矢口は・・・真里ちゃんはうちのもんや！
誰にも渡さへんで〜！カオリ！！覚えといてナ！」
カオリって・・・中澤先生・・・。
「ごめんね、カオリ先生。中澤先生って真里ちゃんの事になると
あーなっちゃうんだわ〜、真里ちゃんは中澤先生の一番のお気に入り娘
だからね〜仕方ないべ」
「そっか〜仕方ないべか〜・・って安倍先生！もしかして北海道の人？」
ピンポ〜ンと言いながら、その場でグルグル回ってる安倍先生。
本当に変わった人だ。でもなんか可愛い
この後、私達は北海道の話題で盛り上がり、中澤先生の事すっかり忘れていた。
「室蘭をバカにする奴は〜月に代わっておしおきだべ〜！」
安倍先生・・・やっぱり変です。
＜＜８ ほのぼのしてますか？私の頭の中は、いつもほのぼのですヨ
（単なるアホです）
書店日記
今日は本の入荷も少なく、お客さんも少なかったのでこそこそっと
有線なんかにリクエストしてました。もちろんモー娘。
これからも期待してます♪
ありがとうございます！！
励みになります！
更新が遅くなり、すみませんでした。
最近、仕事が忙しくて・・・(T_T)
メロン組の園児たちと感動のご対面〜ってやつをするべ！へへ」
中澤先生が部屋から飛び出した後、安倍先生と同じ故郷である北海道の話で
すごい盛り上がった。
東京の牛乳はマズイ！やっぱり牛乳は花畑牧場のが一番！って感じの内容。
安倍先生とは、まるで昔からの友達のように仲良しになった
そして、いよいよ 園児たちとのご対面。
また、カオリ緊張してきた〜！ドキドキしてるヨ〜。
ん？？安倍先生が下から私の顔をじーっと見てる。そして、ニヤッと笑った。
「カオリ先生、緊張してるでしょ。やっぱ、初々しいっていいワ！アハハハ」
近所のおばちゃんみたいに私の肩をバンバン叩きながら笑ってる安倍先生。
可愛いだけじゃなく・・・・おばちゃんっぽい！！
メロン組に行く途中に「つぼみ組」という小さい部屋を見つけた。
中澤先生はメロン組とマロン組の２クラスしかないって言ってたはずだ。
この「つぼみ組」って一体何のクラスだろう？？
前を歩いている安倍先生のエプロンのひもをひっぱり呼び止めた。
「安倍先生！この「つぼみ組」って何ですか？
中澤先生から聞いてなかったんですけど・・・」
「あ〜中澤先生ったら忘れてたんだワ、多分。
「つぼみ組」は０歳児を預かってるクラスなの。
せっかくだから見てみる？カワイイんだから〜♪」
可愛いんだろうなぁ
赤ちゃんっていうのは、人間も犬も猫でも、みんなカワイイもんネ！
カオリわくわくしてきた！
安倍先生の後ろについて「つぼみ組」の部屋に入る。
ミルクの甘ったるい匂い。そして
洗いたてのバスタオルみたいな石鹸の匂い。
この２つが入れ混じって、赤ちゃんの匂いの出来上がり！！
部屋の真ん中には４つのベビーベッドが置いてあった。
安倍先生と一緒に右端のベッドから覗き込む。
「右端から紹介しま〜す♪おめめパッチリの紺野あさ美ちゃん、
ナッチお気に入りの高橋愛ちゃん、真っ赤なほっぺがカワイイ小川麻琴ちゃん
そして、え〜っと〜え〜〜っとね〜新垣里沙ちゃんで〜す！！」
あさ美ちゃんと麻琴ちゃんは起きて、目をキョロキョロさせている。
愛ちゃんと里沙ちゃんは、おねんね中。
「ナッチはね〜、愛ちゃんの将来が楽しみだべ。赤ちゃんの頃から
こんな美人だったらきっと「ミス福井」に選ばれるべ」
安倍先生お気に入りの愛ちゃんのちっこい手に自分の人差し指を置くと
ぎゅっと握ってきた
そしてキレイな瞳でじーっとカオリの事見てる。カオリ感動！！！
まさに、天使だ！！
「反対に心配なのは里沙ちゃんだべ〜なんかねぇ〜、う〜ん
理由はノーコメントだワ。エヘ」
安倍先生が隣りでブツブツ言ってたけど、私は天使のような愛ちゃんの顔を
ずっとずっと見ていて、まったく聞いてなかった。
新メンバーを登場させてみました。多分もう出てこないですけど・・・。
書店日記
新刊ラッシュで忙しいです。こんな時に「ヤングマガジン」の増刊号に
ついていた井川遥のテレカ全プレ応募券のページだけをちぎって帰る
高校生を発見！売り物にならないから本当にやめてくれ！
やっぱり愛ちゃんはもう可愛かったか（w
何の報告も無しでの一ヶ月未更新は赤信号と言っていいと思われ