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gattu 投稿日:2002/04/10(水) 22:09
ある冬の出来事モーニング娘。達はロケでスキーに来ていた。
辻「わーいこんなすごい雪初めて見たのれす」
加護「そうやなののこんなすごい雪、都会じゃ見られへんでー」そこに広がるのは一面の銀世界モーニング娘。達は大はしゃぎだった。
辻、加護が雪玉を作って遊んでいたら。マネ「そろそろ撮り入りますんで集合してくださーい」
全員「「「「「は−い」」」」」
こうして番組はスタ−トした。
モー娘。達はMCもそこそこにスキーロケを始めた。
一人に一人ずつインストラクターがついて。
二日かけて練習して発表するという簡単な企画だった。・・・はずだったー前日ー
インストラクターA(以下いん)「えーモー娘。が来るんですか?」
オーナー「そうなんだよ明日はみんなに一人に一人ずつコーチしてもらいたい」
いん(その他)「「「「「やったぜー」」」」」
俺「モー娘。ってなに?」
全員「・・・」いんB「おまえ今を輝く一流アイドルモーニング娘。を知らないのか?」
俺「・・知らないテレビ見ねーもん」
全員「・・・」俺「他の人に頼めばいいじゃないですか」
オーナー「いやおまえはコーチとしては一流だから残ってもらったんだ。
おまえには一番運動神経が悪い辻を担当してもらいたい」
俺「・・・」
オーナー「臨時収入出すから」
俺「・・・」(そういわれると逃げるわけには行かないか
実際にこの中で一番うまいのは俺だしな。それに臨時収入はおいしい)
俺「・・・やりますよ、やればいいんでしょ」オーナー「さて残りのメンバーだが」
いんC「お、俺吉澤」
いん(その他)「俺後藤、おっ俺は紺野・・・・」
オーナー「慌ててんじゃねーよ」(飛石連休?風)←確かこんな名前・・・っとまあこんな所だ。・・・オープニングは撮り終えたようだな
まね「それではインストラクターの指示に従ってください」
俺(さて行くかってみんな早!!俺完全に出遅れじゃん)いんC「よ、、ヨロシクオネガイシマス」
吉澤「よろしくお願いしまーす」
いんC(きゃ、、きゃわいい)吉澤(ふっちょっと笑顔見せときゃ簡単な男だな、
とりあえず2日の辛抱だ、一応甘い言葉でもかけとくか)
吉澤「スキー靴の履き方を教えてくださーい」
吉澤(本当は人雪でやったことあるっちゅうねん。)いんC「教えますとも手取り足取り」
吉澤(うわートリップしてるよー本当の雪山にはいい男がいるってのは嘘だな)そうこの企画は吉澤の持ち込み企画だったのだ。
吉澤「失敗したな」
いんC「ん?なんか言った?」
吉澤「い、いやなにも」
いんC「そうかい?ふん、ふふん、ふふん♪」
吉澤(鼻歌歌ってるよ〜(泣))―そのころ―
俺(さてみんな付いたな、余ったのが辻希美のはずだな)オーナー「おーい」
うわーものすごい勢いだよとてもこないだ還暦を迎えたようには見えない
俺「はい、なんですか?」
オーナー「加護担当のやつが風邪で休むって言ってきたから、おまえが代わりに頼むな」
俺「じゃあ辻はどうするんですか?」
オーナー「甘ったれてんじゃねーよ二人共だ」
俺「まーじでー」
オーナー「嘘言ってどうする」
俺「たしかに・・・でもなぜ俺?」
オーナー「おまえが一番うまいからだ」
俺「・・・・」
オーナー「あそこに二人で雪合戦しているのが辻と加護だよろしく頼むぞ」オーナー「ちなみに右が加護で左が辻な」
俺「・・最善は尽くします」
オーナー「がんばれよ、このスキー場の存続がかかっているんだぞ」「別に俺は他にスキー場があるからいいけどさぁそれは」
俺(・・・なんて言えないよな)
オーナー「がんばってこいよー」
俺「はいはい」
しぶしぶ歩いていくとだんだん「わー」「きゃー」の声がでかくなってきた
ああ懐かしいなーやっぱ若いっていいなあ。などと考えていると
(ばーん)うっとよろめいた所へ(ばーん)
辻加護「「あっ」」
何が起こったのかはわかると思いますので(略辻加護「本当にすいませんでした」
俺「いやそれはいいんだけど早くスキーを始めないとみんなもう言っちゃったよ」
辻加護「へ??」
辻と加護はあたりを見渡した辻はなんとスキーセットを見つけた!!
加護「やったートレジャーハンターLv2や」俺「やったートレジャーマスターにまた一歩近づいた、って違うやろ!!」
辻と加護は驚きの表情を隠せない
加護「に、、兄ちゃんなかなかええつっこみ持ってるやん」俺は調子に乗って18番の坂田利夫の物まねを決めた
俺「あーりがーとさーん」
加護は爆笑していたが辻はその横ででかい?マークを出していた。
しまった関西限定ネタだったか、これはまずい、っと思いきや
辻「おもしろいれすね」
っと言って笑い出した。あ、あっぶねー(汗
作り笑いでも良かった笑ってくれて
多分辻もこの後の雰囲気を考えてくれたに違いない
俺「ではそろそろスキーやりますか?」
辻加護「「はーい」」
辻加護も人雪では1〜2度やったことがあるので
比較的簡単にスキー靴(とその他諸々)を履くことができた。俺「それではリフトに乗りますよー」
辻加護「「ハーイ」」
最初に辻加護そして俺
もちろんカメラさんがそのあとに付いてきているのは言うまでもない。リフト上昇中
カタンカタンと言っている2人乗りのリフトの前で辻と加護が
辻「きゃーあいぼん落ちちゃうよー」
などと言っていたが安全バーがなかったので
本当に落ちるのではと心配していたが
注意がゲレンデの方へ注がれてほっと一安心して俺も横を見た
横を見たとき安倍、飯田、小川の3人がもうかなり下まで降りてきているので
加護「やっぱ雪国組は違うな」
っと少し悲しそうに嘆いているのがかろうじて聞こえた。リフトが上っている間の俺は。この曇り空と、空から降る雪とともに暗かった
それは俺が。ぜんこっく(全国放送)で坂田をやってしまったことによる
恥ずかしさが今更襲ってきていた。
俺「せめて志村にしとけば良かった」
いやいやそれもまずいだろ←作者の声などと考えているとリフトの一番上に来てしまった。
辻ちゃん無事に行けるかなと。淡い期待を寄せていると。
(どてーん)
淡い期待は見事にうち砕かれた・・・
慌てて起きようともがく辻。だが焦れば焦るほどスキーはこんがらがっていく。
俺は助けるため辻に声をかけた「大丈夫?辻ちゃん」
とりあえず次降りる人の邪魔にならないように。脇のほうへ寄せようとして。
慌てて手を握り引っ張って立たせようとした・・・がかなり重い!!
本気で引っ張ったら辻は壊れてしまいそうな細い体
それは服を着ていて、本当の体の大きさがわからないだけではないと思う。
俺(本当にこんなにちっちゃい子がこんなに重いのか)
そう思った瞬間逆に辻の方から引っ張ってきた。とてつもない力だ!!
いったいこのちっちゃい体のどこにそんな力があったのか
そのまま俺のほうがバランスを崩し倒れてしまった。危ないぶつかる。
何とか当たる前に地面に手をついて辻との接触を避けた。
だが、ある一点だけは違っていた。
辻と目が合った
そして・・・・
唇と唇が被さっていた。
二人は慌てて口を離して俺が頭を上げた瞬間。
(ガン)
右のこめかみにきつい一撃。
俺がさっき乗っていたやつか・・
慌てて頭を下げてリフトが通り過ぎるの待った
リフトが通り過ぎやっと起きあがれると思い
よしこれでゆっくり辻を起こせると思い頭を上げた
そう思ったのもつかの間、リフトが止まった
止まったこれでゆっくり起きれると思いきや
(ガン)
今度は反対側のこめかみをリフトが直撃
とっさにリフト管理人(バイト)を見た
そしたらものすごい形相でこちらを睨んでいた
俺(やっべ見られた)
確かこいつは辻ファン(朝のミーティングでそんなと言ってたような気がする)
・・・まあそれはそれとして事故なんだから仕方ないよな。
そう自分に言い聞かせ素早く立ち上がり手を差し出した。俺「辻ちゃん立てる?」
辻「・・・は、はいれす」
そう言うと俺の手をつかんで体重を乗せてきた。
今度は次のリフトの心配をする必要はないので余裕を持ってゆっくりと立たせた。辻ちゃんを立たせて。
ふと加護ちゃんの方を見ると。加護ちゃんも転んでいた(汗
はぁぁまたよけいな仕事が・・・
素早く加護ちゃんの所へ向かうと俺「加護ちゃん大丈夫?」
加護「ああ、はい・・・だ、大丈夫や朝飯前やで」
一瞬素の表情を見せたがそこはプロ根性と言ったところか。
とりあえずスキーの授業を始めることにした。どうですか??成長みられますか?
もうちょっとがんばらないとだめっすか?
俺もがんばってんだよー(泣