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ボイヤー 投稿日:2002/11/25(月) 23:23
俺の名前は、高橋 亮。まぁどこにでもいる高校生だ。
まぁひとつ違うとこは・・・
「りょうっ!!おきっろ〜〜〜!!」
と、毎朝、俺のことはおこす女がいる。そいつの名は・・・
「高橋 愛」という子だ。えっ!?なぜ一緒に住んでるかって?
それは、まぁ簡単に言うと俺のお父さんの妹の子で、愛の両親
はかなり有名な人で一年中海外にいるのだ。だから一緒に暮らして
いるのだ。
「りょうっ!!はやくおきないと遅刻するぞ!」
と、もう制服を着た愛が俺のベットの横に立っている。ちなみに
愛と俺は一緒の学校だ。なぜか愛は俺と一緒の学校しか行かないと
いったらしい・・・
「愛、あと10分だけ寝かしてくれ」
「ダメ!!いつもそういって全然おきないじゃん」
と、いって愛はいつものように俺の布団をとった
「わかったよ、おきればいいんでしょ」
「さぁはやくリビングにいってご飯食べてきて、おばさんもリビングで
まってるよ」
「へいへい、わかりましたよ」リビングに行くとお母さんがいた。
「りょう!!いつも起きんの遅いわ!!たまには愛ちゃんに起こされず
自分で起きて来い!愛ちゃんいつもごめんね〜〜」
と、ちょっと関西弁がはいった人は(ほんのちょっとだけね)高橋 裕子
という。まぁ旧姓は中澤とかいったかなぁ〜〜忘れた・・・
「いえいえ、いつもの日課みたいなってますので・・・」
と、愛がいう。そしたら母さんが
「なんか新婚さんみたいだなぁ〜あんた達結婚しちゃえば?」
「なっ!!何いってんだよ朝っぱらから、俺はまだ結婚できねぇよ!」
飲んでいた牛乳を俺は吐きそうになった。母さんが
「ふぅ〜〜ん。それは残念」
といった。愛は何も喋らなかったので愛の方をみた。そしたら愛は下を向いて
顔を赤めて照れていた。
「(なんで照れてんだろう・・・まぁいいや)あっ!もうこんな時間、愛、早く
いかないと遅刻するぞ」
「あっ!!本当だ、りょうがいつも起きるのがおそいからじゃん(怒)」
「まぁまぁ、そんなに怒んないで、いいから早くいくぞ」
「うん!」
「はい、いってらっしゃい」
と母さんがいった。「ふぅ〜なんとか間に合った。けど朝からつかれたなぁ〜」
といって教室で机を置こうとしてると、一人の男が話しかけてきた
「よっ!りょう、今日は遅刻しなかったな。」
と話しかけるやつは俺の親友で鈴木慶太という。こいつは俺と
違って頭がとてもいいしスポーツもできる。しかもバスケをやっていて
かなりうまい。まぁ俺も人並みだけどね・・・
「うるせーよ。俺はいつも遅刻するわけじゃねぇよ」
「まぁまぁそんなにおこんなよ。ところで今日は愛ちゃんと一緒
にきてないの?」
「えっ!?愛とは一緒に家をでて一緒にきたよ」
「だって愛ちゃんいないじゃん」
教室を見渡すと愛の姿が見えない・・・ちなみに愛とは一緒のクラスだ。
「やばっ!!遅刻しそうだったから思いっきり走ってきて愛のこと
おいてきちゃった」
そうすると泣きそうになった愛が教室に入ってきた。いやな予感・・・
「どうして私をおいていくの?あんなに早く走っていくことないじゃん!
もうりょうなんて嫌い!」
と泣きそうになりながら席に座った「愛ゴメン!許してくれ!遅刻しそうだったから仕方なかったんだよ」
「けど私をおいていくことないじゃん!(怒)もう知らないんだから」
やばい、愛がこんな感じになると機嫌がよくなるまで時間がかかる
どうしよう・・・う〜んじゃあれでいきますか
「愛、今日なんでもゆうこと聞くから許してくれ」
「本当になんでも聞いてくれるの?」
「俺ができることであればな」
「じゃ、今日学校終わったら買い物に付き合って?」
「うっ!?そんなことでいいのか?それならOKだ」
「やったー楽しみにしてるからね」
「おうわかった」
そんな会話をしていると担任が教室にはいってきたつまんない授業も終わり放課後になった。さっそく愛の声がした
「りょう、かえろー」
と愛が俺の腕にしがみついてきた。としたときにどこからか俺を呼ぶ
声がする、もしかして・・・
「りょう君、もう帰るの?じゃ一緒に帰ろうよ?」
と話しかけてきた子は隣のクラスの松浦 亜弥だ。この子は中学のときに
俺に告白したことがある。そのとき俺は誰とも付き合う気がなかったので断
った。けど亜弥はまだ俺のことを諦めてないらしい・・・この事は愛も知っ
ている。この事があって二人はあまり仲が良くない。とすると亜弥も俺の
腕にしがみついてきたということは彼女がだまってる訳がない
「亜弥やめて!!りょうが嫌がってるでしょ?しかも今日は私がりょう
と一緒に帰るんだから」
「え〜〜!りょう君、今日は愛と一緒に帰るの?じゃ私も一緒に帰る」
「ダメ!!今日はりょうと帰り買い物して帰るんだから」
「え〜〜!本当なの?りょう君?」
「うん、本当だよ。だから一緒には帰れないよ」といった、すると亜弥が
「う〜んじゃ今日は諦める、じゃ一緒に帰れない代わりに今日
りょう君の家行くからね」
なんでそういうことになるの・・・まぁ昔からウチに遊びに
きてるからいいか、けど愛はいつも亜弥が家にくると不機嫌に
なるからなぁ〜〜と考えてると愛が
「今日は特別にきてもいいよ」
と愛から以外な言葉がでた、愛がいいって言ってるからいいだろう
「本当に!?やったー!じゃ、家行くからまっててね。バイバイ」
「おう、じゃあな」
といって亜弥は帰えっていった。
「じゃ、りょう行こっか?」
「おう、ところで愛は何を買いたいんだ?」
「最近寒くなってきたからコートがほしいな」
「コートか、じゃ駅前の繁華街のあたりでいいな?」
「うん!」
といって愛はまた俺の腕にしがみついてきた。ふぅ〜けど愛と亜弥が二人そろうと大変だな。しかも家に二人がそろ
うとなると・・・あ〜〜考えると嫌になるな、とブツブツいってると
「りょう!何一人でブツブツ言ってるの?」
「えっ!?別に何も言ってないよ」
「ふぅ〜んそれならいいんだけど・・・ところでりょうは亜弥の
ことどう思ってるの?」
「どう思ってるって言われても、別に昔からのただの友達と思ってるよ」
「本当にそうなの?」
「たぶんそうだよ」
「たぶん!?」
「いやいや、本当だよ」
「よかった〜〜〜」
なぜそこで喜ぶ・・・けどこのとき亜弥のことをすぐにただの友達とは
言えなかった自分がいた。なぜなら亜弥はかなり可愛いと思う。学校でも
かなり可愛いと評判がいい。けど愛も同じく可愛いくて亜弥とタメをはって
るぐらいだ。そんなことを考えて歩いていると(てゆうか今日は一人で考え
てる事が多いな・・・)いつの間に駅前の繁華街についていた。「やっとついたぁ〜〜りょうはどこのお店にいきたい?」
「どこって言われてもな、愛が買うから愛にまかせるよ」
「もうっ!りょうも一緒に考えてよ!」
「わかったよ、じゃあの店は?」
といっていろんな店を俺たちはまわった、しかし・・・2時間後
「まだ決まんないのかよ?早く決めろよ」
「ちょっと待ってよ、今悩んでるんだから」
といって愛はさっきから2つのコートを持って悩んでいた。
「りょうはどっちがいい思う?赤と白」
「う〜ん俺的には愛はどっちも着ても似合うと思うよ・・・どっちかと言う
と赤かな」
「じゃ、赤にしよっ、お金払ってくるからまっててね」
と言ってコートを会計しにいった。結局2時間以上かかった、と愛が会計
を済まして笑顔で俺のところにやってきた
「じゃ帰ろうか?外も暗くなってるし」
「そうしますか、俺も腹減ったし、それと俺が荷物もつよ貸して」
「ありがとう、りょうはいつもやさしいね」
と話しながら家に向かって歩いて帰った。数十分後、家についた。玄関を開けた
「「ただいま〜」」
と二人でいった。そしたらリビングがから亜弥が走ってきた
「おかえり〜〜りょう遅かったじゃん!!さぁ早くはいって」
早く入ってって・・・ここウチの家じゃん、しかも愛のこと完全に
無視してるし、愛はすぐに二階の自分の部屋にいってしまった。俺は
というと亜弥に腕を引っ張られてリビングにいった。リビングに入ると
母さんはテーブルに料理を並べていた。と母さんが
「りょうおかえり〜今日は遅かったな」
「ただいま、今日は愛と買い物してから帰ってきたんだよ」
「そうか、ところで愛ちゃんは?」
「愛は二階に行ったよ」
「じゃご飯できたから呼んできてよ、あ、亜弥ちゃんも食べていくでしょ?」
「はい!もちろんです」
「(やっぱ食べていくんだ・・・)愛を呼びにいきますか」
俺は愛を呼びに二階にいった。愛の部屋は俺の目の前の部屋だ部屋の前についた俺は愛の部屋のドアを開けた。けど部屋の中は真っ暗だ
愛はベットの上で膝を抱えて座っていた、と俺が
「愛、どうしたんだ?飯できたぞ」
「りょうはやっぱ亜弥のこと好きでしょ?」
「何言ってんだよ!?急に、そんなわけないじゃん」
「嘘!!さっきだって私のこと無視して亜弥とリビングいちゃったじゃん」
「なんでそれだけで亜弥の事を好きになるんだよ」
「だって私りょうのこと好きなんだもん!だからりょうが他の女の子と
話してるのが嫌なの」
初めて知った・・・愛が俺のこと好きなんて・・・俺は愛のことは妹にし
か見えてなかった。と返事に困ってると愛が
「りょうは私の事どう思ってるの?」
どう思ってるっていわれても・・・よしっ!今思ってることをすべて言うか
「ごめん、俺は今まで愛の事は妹にしか見えてなかった、けど今、愛の
気持ちを知った。だからこれからは愛の事を一人の女の子として見る
だから返事はまだできない」
「うん、わかった、りょうが私の事を好きになるまで待つ」
「わかった、じゃ飯でもに食べますか」「うん!」
俺と愛は下におりた。リビングでは母さんと亜弥がもう座ってる
「りょうたちおそ〜い、もうお腹すいたよ」
「そうだよ、りょうと愛ちゃん遅いぞ、二人で何してたのかなぁ〜」
「何もしてないよ(さすがに愛に告白されたとは言えない)じゃ食べようぜ」
「「「「いただきま〜す」」」」
と4人はみごとにハモった、俺も腹がへっていたので黙々とたべていた
すると亜弥が
「りょうと愛〜、本当にさっきは何していたの?二人で」
「本当に何もないよ、ただ愛と二人で話していただけだよ、な、愛?」
「うん!そうだよ」
「え〜〜いいなぁ〜私もりょう君と二人でお話がしたい!?」
「二人で!?みんなと一緒でいいじゃん」
「やだ!二人がいい」
う〜んどうしよう、さっき愛とあんなことあったし、しかも愛の方を見る
とめっちゃ睨んでるし・・・けどOKしないと亜弥かなり怒るし、まぁ
仕方ない、あとで愛に何言われるかわからないけどOKしますか
「わかったいいよ、けど少しだけな、あと今から風呂はいってくるからそれ
まで待って」「お風呂入るの?じゃ私も一緒に入る」
と亜弥がとんでもないこと言い出した。すると愛が
「何言ってんの亜弥?私がりょうと一緒に入るんだから」
「いやいや俺は二人とは一緒に入りません」
「「え〜〜なんで?」」
二人同時に言った。と俺が
「いやいや、なんでって言われても普通は入らないでしょ?一緒に絶対にはい
らないからね」
と俺は言って風呂場に着替えを持って行った。後ろから二人がなんか言ってる
けどそれを無視した。で、俺は湯船につかった。
「ふぅ〜やっぱ風呂は気持ちいいな」
と思わず言葉を発してしまった。ところで今日の愛の告白にビックリした。
愛が俺のこと好きなんて・・・けど亜弥も俺の事まだ好きなんだろな、俺は
どっちを選んだらいいんだ・・・そんな事を考えると頭がボーっとしてきた
なので俺は風呂を出た。着替えて俺は自分の部屋に戻った。すると
「りょう、お風呂から出たの?じゃ話でもしよっ?」
と亜弥が俺の部屋に入ってきた「おう、いいぞさっき約束したしな」
「りょうやさし〜〜い」
といって亜弥は俺に抱きついてきた。、おいおいこんなとこ愛に見ら
れたらやばいぞ・・・けど今、愛は風呂に入ってるようだ。
「亜弥離れろって!」
「いいじゃん別に、まだ私、りょうの事好きなんだよ、中学のときフラ
られたけどまだ諦められないんだ」
と亜弥からも告白された。どうしよう・・・今日、二人からも告白されて
しまった、この二人は自分でもかなり可愛いと思う、けど昔から知ってるか
ら妹としか見れていなかった(同じ学年だけどね)ここは愛に言ったように
自分の思ってること言おう
「今まで亜弥のことは妹にしか見れてなかった、だから中学のとき断ったん
だ、けど、亜弥気持ちはわかった、これからは亜弥のことを一人の女の子とし
て見るから、だから返事は待ってくれないか?」
と愛と同じようなことを言った、すると亜弥が
「うん!わかった、りょうが私の事好きになるまで待つね」
好きになるまでって・・・それから数時間話していた。愛は、俺と亜弥が話をしているのを知って
いるので俺の部屋には来ない、と亜弥が
「もう遅いから家に帰るね」
「おう、わかった、遅いから家まで送っていこうか?」
「別にいいよ、家近いしね一人で帰れるよ、じゃ明日学校で、バイバ〜イ」
「じゃあな」
と言って亜弥は俺の部屋から出て家に帰った。
「俺もそろそろ眠くなってきたから寝るか」
と言って俺はベットに入った。ベットの中で今日のことを思い出していた
愛と亜弥の告白、てゆうか二人いっぺんに言われるとは思わなかった・・・
俺はどっちを選んだらいいんだ?そんなことを考えているといつもにか寝ていた次の日、俺は昨日早く寝たせいか愛に起こされずに自分で起きた
俺は起きると下のリビングにいった。リビングでは母さんが朝食を
作っていた。
「おっ!?今日は起きるの早いな」
「まぁな、たまには早く起きないとな」
「まだ朝食できてないからちょっとまってて、あと愛ちゃんまだ起きて
ないから起こしてきてくれない?」
「わかった」
と言って俺は愛を起こしに2階に行った。と、ドアの前で俺は
「愛っ!起きろ!朝だぞ」
と言ったが返事がない
「(めずらしいな、愛が起きてないなんて・・・)おい!起きろって」
と次はドアを叩いてみた。すると、愛の部屋のドアが開いた
「おはよ〜〜寝坊しちゃった」
といってパジャマを着たまま出てきた。
「(可愛いな・・・)おっ、おはよう、そろそろ飯できるからな」
「うん、わかった」
と言って愛は下に下りていった。てゆうか昨日の告白があってか知らな
いけど愛のことを見る目が変わった、たぶん亜弥も同じになるだろう・・・
まぁ仕方がないか、と俺も下へおりた俺はリビングにいった。リビングではもう愛と母さんが飯を食っていた。
俺もイスに座り飯を食った。食っているときに愛が
「りょう、今日部活あるの?」
と言ってきた。言い忘れたが俺は親友の慶太と同じバスケ部だ。中学か
ら慶太と一緒にやっている。俺と慶太は中学のときに県大会に出場したこと
がある。俺はバスケだけはうまいみたいだ。と俺が
「今日はあるからでるよ」
「じゃ私もでようかな」
出ようかなって、毎日出ろよ!ちなみに愛と亜弥はバスケ部だ。と話してるうち
に学校に行く時間になった。
「愛、そろそろ行くぞ」
「うん、今日はおいていかないでね」
といって俺たちは家を出た家を出ると亜弥が立っていた。こっちに気づいてみたいで
亜弥 「あっ!りょうと愛おはよ〜」
俺 「おう、おはよう」
愛 「なんで亜弥がいるの!」
亜弥 「いいじゃん!いたって、だってりょうと一緒に学校行くんだから」
愛 「何いってるの?私と行くんだから」
俺 「まぁまぁ一緒に行けばいいじゃん、同じ学校なんだし」
と言って学校に向かって歩いていた、歩いてるとき後ろから
慶太 「よっ!りょうと愛ちゃんと亜弥ちゃんおはよ〜」
俺 「よっ!」
愛 「おはよう慶太くん」
亜弥 「おはよう〜〜」
慶太 「おっ!みんな朝から元気だね」
亜弥 「私はいつも元気だよ、ねぇ〜りょう?」
俺 「(なぜそこで俺にふる・・・)まぁな」
愛 「りょう、私もいつも元気だよ」
俺 「(愛もだ・・・)そうだね」
と慶太が俺のほうにやってきて小さい声で
慶太 「りょうは愛ちゃんと亜弥ちゃんの両方から好かれてるな」
俺 「てゆうか昨日二人から告白された」
慶太 「マジで!?まぁ俺は前から気づいていたけどね、で、どっちを選ん
だの?」俺 「まだ二人には返事してない」
慶太 「ふぅ〜んそうか、けどちゃんと二人には返事しろよ!どっち選んだと
してもな」
と話してるうちに学校に着いた。教室に入ると同じく先生も入ってきた。なの
俺は席についた。愛とかも席についたみたいだ。と先生がいきなり
先生 「え〜〜っと言い忘れたが来週から修学旅行に行くからな、班とか決めて
おけよ。場所は北海道だからな、以上、では」
俺「はっ!?」
と思わず俺は声を出してしまった。みんなも驚いたようで口々に声を出してい
た。いい忘れたってこの先生大丈夫か?こんな大事なことを言わないで・・・
と慶太が俺の席に歩いてきた
慶太 「りょう一緒の班になろうぜ?」俺 「おう!いいぜ!」
と言ったあとに愛も俺のほう歩いてきた
愛 「私もりょう達の班にいれて?」
俺 「てゆうか愛は一人なのか?」
愛 「違うよ、美貴ちゃんもいるよ」
と愛は美貴を呼んだ。美貴の名前は藤本美貴という。愛と美貴は同じバス
ケ部なので仲が良い、しかも隣のクラスの亜弥は美貴と親友なのだ。亜弥はミキ
ティと呼んでいる。なのでたまに俺とは遊んだことがある。まぁ昔の話だけどね
美貴 「愛ちゃん何〜〜?」
愛 「りょう達と同じ班でもいいでしょ?」
美貴 「いいよ!どうせ慶太もいるんでしょ?」
慶太 「どうせってなんだよー」
美貴 「けど、愛はりょうが一緒であればいいんだよね〜〜(私もそうだけど・・・)」
愛 「うん!そうだよ〜」
と言って愛はまた俺の腕しがみついてきた。てゆうかこのパターンって最近かなり
みるような・・・まぁ気のせいか。で、授業が始まり先生がやってきた。俺 「う〜ん、やっと全部の授業終わった〜〜さぁ部活でも行きますか」
と、俺は慶太のところに行った
俺 「慶太、部活でも行きますか?」
慶太 「じゃ行きますか」
と言って俺たちは体育館に行った。体育館についたらすでに部活が始まっていた。
なのでウチラ急いでジャージに着替えた。準備体操とか終わったら
慶太 「りょう、久しぶりに1オン1やんないか?」
俺 「いいねぇ〜やりますか。てゆうか負けないからな」
慶太 「おっ!自身満々だね」
といって俺たちは用意をした。そしたらかなりのギャラリーが集まってきた。まぁ
ウチラは最初に言ったとおり、中学からかなりうまくて有名だったのでウチラのプレ
イを見たいんだろう。まぁ自慢はここでやめておいて、俺たちは試合を始めた
(試合は省略で・・・・)
試合が終わって、結局俺は2点差で負けてしまった
慶太 「今回は俺の勝ちだな」
俺 「くっそー次は負けないからな」
と美貴がタオルをもってやってきた
美貴「りょうお疲れ様、ハイ!タオル」
俺 「おう、悪いな」美貴「りょうはやっぱバスケうまいね」
俺 「いやいや、慶太のがうまいし、ところで愛はどうしたの?」
美貴 「愛はね、なんか風ぎみとかいって家に帰ったから今日は部活は
おやすみだよ。もしかして聞いてないの?」
俺 「マジで!?聞いてないよ。う〜ん愛が心配だから俺も帰ろうな?」
美貴 「そのほうがいいかもね。ところでさ、私も風ひいたらりょうは私のことも
心配してくれる?」
と美貴は恥ずかしそうに顔を下に向けて言った。
俺 「急に何いってんだよ!どうせ美貴は風ひかないだろ」
美貴 「うわぁ!!失礼ね!私だって風ひくことぐらいあるわよ」
と言って顔を赤めて俺のことをぶってきた
俺 「ごめんごめん、嘘にきまってんじゃん。美貴が風ひいたら心配するに決まって
るだろ」
美貴 「本当に?やったね」
と美貴は満面な笑顔でよろこんでた。で、俺は喜んでる美貴を無視して帰る支度をし
ていたそしたら「りょう〜」と言う声が聞こえてきた。まぁ誰かはわかるけどこいつ
につかまったら大変だ。なので、俺は美貴と同じで無視して帰ろうとしたら俺のこと
を呼んだ本人が俺の前にきた。呼んだのはみなさんわかるとおり亜弥ですけどね亜弥 「りょう〜〜もう帰るの〜?」
俺 「うんそうだよ、なんか愛が風ひいたみたいなんだよ」
亜弥 「え〜〜そうなの?私知らなかった、じゃ私も帰ろうかな」
俺 「いやいや、亜弥はちゃんと最後まで部活にでなさい」
亜弥 「え〜〜なんで〜?なんか私も頭が痛くなってきちゃった」
と言って亜弥は頭を痛そうな演技をしていた。なので亜弥が演技をしてる間に俺は
体育館を出て、家に帰った。
数十分後、俺は家に着いた。着いたと同時に俺は愛が心配だったので愛の部屋に
向かった。部屋に入ると愛はぐっすりとベットの中で寝ていた。と母さんが
母 「おかえり、今日早いな、部活はどうしたん?」
俺 「ただいま、部活はね、愛が風ひいたって聞いたから早めに上がってきた。
ところで愛は大丈夫なのか?」
母 「愛ちゃんはさっき薬飲んだから大丈夫よ、明日には治ってると思うわよ」
俺 「ふぅーそうかそれならいいわ」
母 「りょう、母さんは愛ちゃんのご飯作ってるから起きたらたのむわよ」
と母さんはニヤリといって下に行った。たのむって何をたのむんだよ・・・俺は
寝ている愛を見ていた。か、かなり可愛いな。前も思ったが愛はかなり可愛いと自分は思う、最近なんか
愛にひかれてるような気がする・・・と、愛は俺がいるのに気づいたみたいで眠
たそうに起きた
愛 「あれ、りょうどうしたの?まだ部活の時間じゃん」
と言って愛は時計を見た
俺 「部活はね、愛が心配だったから早めに上がってきちゃった」
と言った後に愛は俺に抱きついてきた
愛 「うれしいっ!私のために帰ってきてくれるなんて」
俺 「いやいや、それほどでもないよ、ところではなれてくれないか?愛」
愛 「あっ!ごめん」
と言って愛は顔を赤めて恥ずかしそうにしていた。う〜んそのしぐさ可愛いな・・・
あれっ!?やっぱ俺って愛にひかれてるな、それで愛は布団の中に顔をうめた。と、
どっかから携帯の着メロが聞こえてきた。この着メロは俺のからだな。俺はディスプレイを見て松浦 亜弥と書かれていた、やばいな、さっき無視して帰ったからきっと怒ってんだな、まぁ出ないとしょうがないから出るか
俺 「もしもし」
亜弥 「なんでさっき無視して帰ったの〜!?」
俺 「まぁまぁそんなに怒るなよ、明日一緒に学校行くからさ」亜弥 「う〜んそれなら許してあげるよ〜」
それだけで許してくれるのか・・・(笑)
亜弥 「愛は大丈夫なの〜?」
俺 「大丈夫だぞ、明日には治るそうだ」
亜弥 「それならよかった〜じゃ明日一緒にいこうね、じゃ〜ね」
と言って電話が切れた。と、愛が
愛 「誰から電話だったの?」
と布団から少し顔を出して聞いてきた。
俺 「んっ!?亜弥からだよ。愛が心配で電話してきたみたいよ」
愛「そっか!亜弥も少しは優しいところあるね」
少しはってなんだよ・・・話してるうちに母さんが飯を持ってきた
母 「愛ちゃん、おかゆなら食べれるでしょ?」
愛 「はい、食べれます」
と言って母さんはおかゆをテーブルの上において、下に降りていこうとしたと
きに、何かを思い出したように母 「そういえば、今日、町内会の集まりがあるんだった、なんでりょうあと
まかしたで〜」
と言って出かけてしまった。てゆうか出かけるのはやっ!!なので俺達
愛の部屋で二人っきりになってしまった。と愛が布団の中から顔を出して
愛 「ねぇねぇ、一人じゃ食べれないから食べさして」
とまたまた爆弾発言を愛がしてきた。てゆうか自分で食べれるだろ・・・
俺 「いやいや、自分で食べれるだろ」
愛 「食べれないよ、だからりょうが食べさしてよ」
と、愛は目を少し潤まして見つめてきた。その目はやめろよ。俺は愛のこの目
に弱いのだ。本当にやめてくれ〜可愛いじゃないか
俺 「わかったよ、食べさしてやるから」
と言って俺はおかゆが入ってる鍋を持って食べさせようとしたら
愛 「熱いからフーフーしてよ」
俺 「はっ!?何言ってんだよ!熱くねぇよ」
愛 「りょうがフーフーしてくれないと食べないからね」
と言って愛は横を向いてしまった。おいおい勘弁してくれよ。食べさせるだけで
も恥ずかしいんだからさ・・・けどフーフーしないと食べてくれないだろうな俺 「わかったよ、するから食べてくれよな?」
愛 「うん!」
と言って俺はおかゆをフーフーして食べさしてあげた。それで愛は食べ終わって
とても満足そうな顔をしていた。ってゆうか愛ってこんなに甘えん坊っだったけ!?
う〜ん最近になって俺に甘えるようになってきたな。まぁいいや
俺 「じゃ俺は下いくからな、愛は静かに寝てるんだぞ。またあとで来るからさ」
愛 「うん、わかった。」
と言って俺は下に行って飯を食いに行った。飯はテーブルの上に置いてあったので
それを適当に食べた。食べ終わって風呂に入ろうと思い二階に着替えを取りに行こ
うとしたら、俺の携帯が鳴った。またかよっ!(三村風・・・寒)とこんなツッコミ
を入れながら電話に出た
俺 「もしもし、誰ですか?」
美貴 「あっ!?りょう?美貴だよ、ごめんね、突然電話しちゃって」
俺 「別に全然かまわないよ、ところでどうしたんだ?急に」
美貴 「うん、ちょっと今話しがあるから会えないかなっと思ってさ、りょう今か
ら会えないかな」
俺 「う〜ん今ちょっと無理かな、今、家に愛と二人だけだし、愛は風ひいてるから
愛を一人にして外に行けないよ。」美貴 「そっか、わかった。ところで愛は大丈夫なの?」
俺 「大丈夫だよ。明日には治るんじゃないかな」
美貴 「そっか、じゃ、愛によろしくね、じゃあね」
俺 「その前に話って・・・」
と美貴に聞く前に電話は切られていた。話ってなんだったんだろう・・・別に
電話で用件伝えてもいいような気が・・・まぁいいや、早く風呂に入ろっと、
俺は風呂に入った。風呂から出ると愛が心配だったのですぐに着替えて愛の部屋
に行った。部屋に入ると愛は寝ていたので愛を起こさないように自分の部屋に
戻った。そういえば来週は修学旅行だな。けどなるべく早く二人には返事をしな
いとな。俺はどっちを選ぶんだろう・・・俺は寝てしまった。次の日俺は昨日はやく寝たのではやく起きてしまった。
俺 「う〜んよく寝たな、そういえば愛、風治ったかな」
と俺は布団から出て愛の部屋に行った。すると愛はベットの中にはいなかった。
俺 「あれっ!?なんでいないんだ?」
と俺は急いで下に行った。リビングに行くと愛がソファーの上に座ってテレビを
見ていた。
俺 「愛!もう大丈夫なのか?愛の部屋行ったらいなくてビックリしたよ」
愛 「うん!もう大丈夫みたい。」
俺 「本当に大丈夫か?どれどれ・・・」
と言って俺は愛が熱がないかオデコを触ってみた。う〜ん熱はないみたいだな
俺 「愛〜熱ないみたいなんだけど今日学校どうする?」
愛 「う〜んどうしようかな・・・」
俺 「じゃまだ熱下がったばかりだから今日は休めば?」
愛 「そうだね。まだちょっとだるいし、そうするね」
俺 「おう、わかった、じゃ、そろそろ学校の用意でもするかな」
と言って俺は学校の用意とかをして家を出た。家を出たら昨日約束したとおり亜弥がまっていた。
亜弥 「りょうおはよ〜〜」
俺 「おはよう、じゃ行くか」
と言って俺たちは学校に行った。それで午前の授業が終わり昼ごはんの時間に
なった。いつもは愛と食べているが(いつも無理矢理、愛の机までつれていかれ
ているんだが・・・)それと今日弁当持ってくるの忘れたわ(笑)どうしようか
と迷ってると美貴が
美貴 「りょう、一緒にご飯たべる?」家を出たら昨日約束したとおり亜弥がまっていた。
亜弥 「りょうおはよ〜〜」
俺 「おはよう、じゃ行くか」
と言って俺たちは学校に行った。それで午前の授業が終わり昼ごはんの時間に
なった。いつもは愛と食べているが(いつも無理矢理、愛の机までつれていかれ
ているんだが・・・)それと今日弁当持ってくるの忘れたわ(笑)どうしようか
と迷ってると美貴が
美貴 「りょう、一緒にご飯たべる?」俺 「そうだな、ちょうど一人だし」
と、俺たちは屋上に行った。
俺 「美貴、今日、俺弁当持ってくるの忘れた。」
美貴 「ったく、本当にりょうはだらしないんだから、そう思ってご飯誘ったん
だからね。ありがたいと思いなさい」
俺 「はい、ごめんなさい」
美貴 「よろしい、はいじゃお弁当、今日亜弥っぺが学食いちゃったから余った
んだ」
俺 「ありがとう」
と言って俺は弁当を空けた。弁当の中には玉子焼きとかいろんなのが入っていて
とてもおいしそうだった。弁当を食ってみると
俺 「うまい!!」
と本当においしくて声を出してしまった。
美貴 「本当に?」
俺 「おう、本当にうまいぞ、いつも美貴は亜弥の家に行くとご飯炊いてるも
んな(笑」
美貴 「そうなのよ、ちょっと聞いてよ、亜弥っぺはいつも家にいくと炊飯器
洗ってとか意味不明なことを言うんだよ(怒)」
俺 「まぁ自分のことが好きとか言ってるしな、いつも(笑)」
とうちらは他愛のないことをしゃべっていたら午後の授業が始まるチャイムが
なったので教室に戻った。授業も終わり今日は部活がないので、愛が家で暇してると思ったので早く帰ろ
うとしたら慶太が
慶太 「今日、久しぶりにりょうの家行っていいか?」
俺 「う〜ん、愛が風ひいて休んでるしな・・・」
慶太 「まぁお見舞いも兼ねてだよ、ちょっと愛ちゃんにも話あるし」
俺 「そうか、それならいいぞ」
と言って俺の家に行った。家の中にはいると愛が元気よく走ってきた
愛 「おかえり!りょうがいなくて寂しかったんだからね」
いやいや、そんなこと言われても今日学校だったわけだし・・・それに愛は朝見
たパジャマのまんまだし。まぁ元気よく走ってきたから風は治ったんだろ。と俺
は思ったので、
俺 「愛はもう元気みたいだから、お見舞いはしなくていいぞ」
慶太 「そうみたいだね」
と、慶太は苦笑いをしていた。俺と慶太は俺の部屋に行った。部屋に入ってドア
を閉めるとなぜか一人多い。そしてかなり笑顔な愛がいた俺 「愛、なんで一緒に入ってくるんだよ」
愛 「だって今日りょうと全然話してないし・・・」
とさっきと違った悲しい顔で愛は下を向いてしまった。慶太も複雑な顔で俺
を見ている。けどここで許してしまうとほかの友達が来たときにも勝手に俺
の部屋に愛が入ってきてしまうと思ったので、ここはガツンと言おうと思った。
けどこんなこと言うのもな可哀想だし・・・
俺 「まぁいいか、けどあんま俺の部屋に勝手に入って来るなよ」
と、言ったらさっきと同じ笑顔で俺の顔を見て頷いていた。慶太を見たらやれ
やれとした顔をしていた。
俺 「じゃ俺、下に行って飲み物とか持って来るから」
愛 「いいよ、私が持ってくるから、りょうは行かなくていいよ」
俺 「いや、愛は風治ったかもしれないけど、まだ安静にしてな、あと慶太が
愛に話があるみたいだし」
と言って俺は下に行った。慶太 「ところで愛ちゃんはりょうに告白したんでしょ?」
愛 「うん、そうだけど・・・まだ返事もらってないの」
慶太 「そうか、愛ちゃんにこんなことを言うのはあれだけどりょうってさ、僕
と長年、親友だけど好きな人を一度も聞いたことないんだよね、けどりょ
うって中学からモテたの知ってるよね、それで中学の頃は何回も女の子
に告白されてたんだけど全部断っていたのね、けど一人の女の子がかな
りしつこくて一回だけ付き合ったことあるんだよね。その女の子は後藤
真希っていう子なんだけどね」
愛 「けど、すぐに別れたんでしょ?それなら関係ないじゃん」
慶太 「いいや、りょうは付き合ってみて後藤の事を好きになったみたいな
んだ、だからりょうはいつも後藤と一緒に帰ったり休みの日はいつも
遊んでたんだって。けど1ヵ月後に後藤から別れ話を言われたらしい
んだ。りょうは本気で後藤が好きだったから別れ話を言われたあとに
すぐにね、僕のところに来て泣いたんだよ、それでね、僕はりょうに
ね、理由を聞いたんだけど、後藤は理由を教えてくれなかったらしん
だ。だから僕は不思議に思ったのね、後藤は同じバスケ部だったから
いつもりょうのことを聞かされていたからね、だから本当のこと
を聞くために、僕は後藤を近くの公園に呼び出したんだ」後藤 「私ね、ちょっと両親の仕事の都合でね来週に引っ越すことになったの
本当は私もりょうとは別れたくなかったんだよ」
慶太 「けど、どうしてりょうに本当の理由を教えなかったんだよ。それと別に
別れることはないんじゃないの?遠距離恋愛でもできるわけだしさ、りょ
う本気で泣いてたよ。りょうがこんなに人を好きになったのは初めだよ」
後藤 「だって、本当の事を言うとりょうが悲しむと思って・・・私だって
本当は別れたくないよ、私だって始めてあんなに人を好きになった
んだよ、けど私には遠距離恋愛は無理だよ・・・グスッ・・・グスン」
と言って後藤は泣き出してしまった。しばらく後藤が泣いていた、と、突然後藤は
ポケット中から携帯を取り出した。
真希 「りょう、今から近くの公園来てくれないかな?」授業も終わり真希を呼びに行こうとしたときに真希が話しがあると言って俺を呼ん
だ。しかもいつもは真希は授業が終わっても寝てるので俺を呼びにくることがない
ので不思議に思った。いつもは笑顔なのに今日は顔が複雑な顔をしている
俺 「おい!どうしたんだよ、今日の真希おかしいぞ、しかもこんなとこ連れてく
るし」
と真希をいつも立ち入り禁止になっている屋上に俺を連れてきた。
真希 「ごめんね、こんなとこ連れてきて、あのね私もうりょうと別れたいの」
と言って真希は下を向いてしまった。
俺 「なんでだよ!?急に!俺は真希のこと好きなのになんでだよ!?真希は俺の
事嫌いになったのか!?」
俺は何が何なのかわからなくてなって大きい声で言った
真希 「違うよ、りょうのことは本当に大好きだよ、けどこのままりょうと付き合
うとりょうを悲しませてしまうから・・・」
俺 「なんでそんなことわかるんだよ!」
真希 「本当にごめんね・・・」と言って真希は行ってしまった。俺はすぐに追いかければ真希を呼び止めたかも
しれないが、別れを言われたショックで動けなくなっていた。
俺は別れを言われてずっと立っていたがこのまま屋上にいるのはあれ
なのでバックを取りに教室に向かっていた。教室に向かうとき、別れ
を言われたときを思い出すと自然に目から涙が出てきた。
俺 「なんでだよ!!ちきしょっ!俺はあんなに真希のことが好きだっ
たのに、なんでだよ!!」
と言って俺は廊下の壁を何回も殴っていた。すると教室から慶太が出てきて
慶太 「おい!りょうどうしたんだよ!やめろって、手から血が出て
るぞ」
と言って慶太は俺の腕をつかんだ。俺も慶太に止められたことによって
を我に返った。手を見てみるとかなりの血が出ていた。
慶太 「どうしたんだよ、なんでこんなことをしたんだよ!?」
俺 「今さっき、真希に別れ話をされたんだ・・・だから・・・」
慶太 「それは本当の話なの!?」
俺 「本当だよ、さっき屋上に呼び出されて言われた・・・」
慶太 「でも、どうして・・・」
俺 「俺だって聞きたいよ!真希は理由も言わずにいちゃったんだから・・・
なんでだよ!?俺はあんなに真希のこと好きだったのに・・・グスッ」
慶太 「りょう・・・」
と俺は子供のように慶太にしがみついて泣いてしまった。それで俺はかなりの
時間泣いたけど慶太は俺のそばにずっといてくれた。それで泣き止んで
俺 「慶太、ありがとう、慶太がいなかったらやばかったかもしれなかった」
慶太 「うんいいよ、親友だろ、けどまだりょうは後藤のこと好きなんだよね?」
俺 「まだ好きだよ。あんな別れ方したけど俺はまだ真希のことは好きだ」
慶太 「そうだよね、ちょっと今日は一人で帰ってくれるかな?りょうには
悪いけど、公園にいかなくちゃいけないんだ」
俺 「そうか、わかった、じゃ一人で帰るわ、今日はありがとうな」
と、俺たちは別れた、俺は、かなり重い足取りで家に向かってると、携帯から
着メロが流れてきた。真希からだ!俺は急いで電話に出ると
真希 「りょう、今から近くの公園来てくれないかな?」
俺は何が何だかわからなかったが、別れた理由も聞きたかったので
俺 「わかった、今すぐ行く」
と言って電話を切った俺は公園につくと、真希を探した、真希はベンチに座っていて、
俺はベンチに近づいていくと真希を俺に気づいたようで立ち上がった
真希 「ごめんね、今日は・・・私ね、りょうと別れた理由はね、
両親の都合で来週にはこの町から引っ越すことになったんだ」
俺 「なんでそんな大事なこと言わないんだよ!!」
真希 「だって・・・」
俺 「別に引っ越したって俺たちは恋人同士には変わりないだろ」
と言って俺は真希を抱きしめた。すると真希は顔を俺の胸に押し付けて
泣き出した。
真希 「グスン・・・グスン・・・グスッ・・・ごめんね、私が引越し
ても私の事好きでいてくれるよね?」
俺 「あたりまえだろ、けど他に好きな人ができたらごめんな」
と俺は真希をからかう言い方をした。そしたら
真希 「もう!そんなこと私が許さないんだからね!」
と言って真希は顔の頬を膨らまして言った。
俺 「けどよかった、真希がいつもの真希に戻ってくれて」
真希 「けど、親の仕事が終わったらまたこの町に帰ってくるからね、
だから、私が帰ってくるまで好きな子作らないでね」
俺 「さっき言ったとおりそれはわからない、けど待ってるからな」
真希 「うん!」
それで真希は引っ越してしまった。慶太 「昔にこういう事があったんだよ」
愛 「けどりょうはその後藤さんのことまだ好きなのかな?」
と、愛はすごく暗い顔をしていた
慶太 「う〜んそれはわからないけど、りょうはちょっと愛ちゃんに
惹かれてる気がするんだよね」
と慶太は笑顔で言った、それで愛もそれを言われてうれしかったのか笑顔
になっていた。
俺 「さてと飲み物も用意したし上に行くか」
と言って俺は飲み物を持って自分の部屋に行った。部屋に入るとなぜか不思議
に愛が笑顔でいた。愛って喜怒哀楽激しいな・・・と俺は思ってしまった(笑)
俺 「てゆうか慶太の話ってなんだったの?」
慶太 「えっ!?別に部活の話だよ、ね、愛ちゃん」
愛 「うん!そうだよ、りょうには関係ない話だよ」
なんかこういう会話ってむかつくな、俺には関係ない話って・・・俺だ
け取り残された感じで(笑)それから俺たちは部活の話やいろんな事
を話していた。楽しい時間はあっという間に過ぎ慶太が帰ってしまった。
なので俺は疲れていたのですぐに寝てしまった。次の日、学校に行ってみると、クラスのみんなが騒いでいた。俺はどうし
たのかと思い、近くにいた友達に聞いた見た。
俺 「どうして、朝からみんな騒いでるの?」
友達 「りょう知らないのか?今日ウチのクラスに転校生が来るんだよ、しか
も女の子らしいんだよ(笑)」
俺 「転校生か・・・」
俺は転校生には全然興味がなかったので、すぐに自分の机に行った。すると
先生もやってきた。
先生 「えーーみんな知ってるとおり今日転校生がくるから、じゃ入りなさい」
と教室のドアが開いたと同時に男子の歓声が上がった。あれっ!?なんかどこが
で見たことがある顔だな、俺はあんまり目が良くないので転校生のことがあんま
り見えなかった。しかし、斜め前に座ってる慶太がこっちをかなり見ていた。
先生 「えーーこちらが転校生の子だ、じゃ自己紹介したまえ」
と、言った同時にまた男子から歓声が上がっていた。? 「私の名前は後藤真希といいます。2年前ぐらいまでこの町に住んで
ました。けどこの町が好きなので帰ってきました。これからよろし
くお願いします」
男子 「よろしく〜〜〜!!」
と、クラスの男子たちはどっかのアイドル(モーニ○グ娘。)のMCの答え
るかのように叫んでいた、でも、後藤真希・・・真希・・真希・真希ぃ〜〜
〜〜!?ちょっと待て、帰ってくる言ったとしてもこんなはやく帰ってくる
とは・・・だから慶太は俺の顔を見てたのか・・・って安心してる場合じゃ
ないぞ。どうしよう・・・
先生 「じゃ後藤の席は・・・りょうの隣な」
え〜〜!?と、真希はこっちにやってきた。真希は俺に気づいたらしく物凄く
笑顔で俺を見ていた。で、真希は席についた。それで授業が終わり、真希は
俺を呼んだ。
真希 「りょう、久しぶりだね、私の事忘れてなかった?私はりょうのこと
忘れなかったよ、だって初めて好きになった人だもん、あはっ!」
やばい・・・この事を愛とか亜弥に知られたら何を言われるかわからない・・・
愛のほうを見たらかなり俺のことを睨んでた。と、愛は俺のところに来て
俺を呼び出した。愛 「あの後藤って子、りょうの前の彼女なんでしょ?」
と、愛は今まで見たことないほどの、落ち込んだ顔をしていた。てゆうか
愛はなんで真希が俺の元彼女だってことしてるんだ・・・
俺 「愛なんで、真希のこと知ってるんだ?」
愛 「(真希って呼んでたんだ・・・)この前慶太くんが教えてくれたんだ」
この前って・・・慶太が家に来た日か・・・まぁ俺もいつかは真希が帰って
来る日がくるから、言おうと思ってたけど・・・
俺 「そうか、ゴメンな、愛に言わなくてさ」
愛 「それより、まだ後藤さんのこと好きなの?」
と、言ってきた、急にそんなこと言われてもな・・・けど今は、真希の事を・・・
今、自分が思ってる気持ちを言おう
俺 「昔は好きだったかもしれないけど、今は違うよ、今は愛のことが好き
なんだ」
と、俺は初めて女の子に告白した。愛を見てみると、ビックリした顔をしていた愛 「えっ!?嘘!?」
俺 「嘘なんかじゃないよ、愛から告白されてから俺は愛が俺に対する気持ちが
伝わったみたい」
愛 「本当に!?」
俺 「本当だよ」
と俺は笑顔で答えた。すると愛はやったー!といって俺に抱きついてきた
愛 「これからずっと一緒にいてくれる?」
俺 「バーカ、一緒に住んでるんだから、ずっと一緒に決まってるだろ」
愛 「えへっ!そうだね」
と俺たちは笑顔で抱き合いながら笑った・・・・・・END